令和7年度 福島県への移住に関する補助金情報

福島県への移住を考えている方にとって、移住にかかる費用は大きな関心事のひとつではないでしょうか。福島県では、移住をサポートするために多くの補助金制度を提供しています。
例えば、住まい探しも含めて移住を検討する段階から利用できる交通費の補助や、実際に住宅を取得する場合に利用できる補助、また首都圏に居住されている方については、移住後に受給が可能となる移住支援金を申請できる場合もあります。
まずは主な補助制度について紹介したいと思いますが、それぞれ、対象者や補助金の額が異なりますので、申請を検討される際は各リンクからお問い合わせ先・内容を必ずご確認ください。
また、その他の県や各市町村による移住に関する補助制度について、福島県移住ポータルサイト「ふくしまぐらし」に掲載しています。下記リンクからサイトにアクセスしていただき、「支援制度」の項目から検索することができますので、こちらもぜひご覧ください。
https://www.fukushima-iju.jp/shiru/257.html
①リサーチ・暮らしの体験に利用できる補助制度
ふくしま移住希望者支援交通費補助金
福島県に移住(Uターン、Iターン、多拠点居住等)を考えている方向け。
実際に福島県内を訪れ、移住する際に必要な現地調査・現地活動を行った場合に、その交通費が補助(定額)されます。
補助額 | かかった往復交通費に対して、補助額2,000円~38,000円(基準額表による) |
詳細ページ | https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/11025b/10000.html |
申請・
問い合わせ |
福島県東京事務所(移住推進員)
※上記リンクからご確認ください |
ふくしまぐらし。×テレワーク支援補助金
本県への移住や本県との二地域居住などを希望する県外在住の方向け。
福島県内に一定期間滞在し、コワーキングスペースなどでテレワークを行うとともに、地域との交流を通して生活環境を体験した場合に、かかった費用の一部が補助されます。
※本補助金は「ふくしま移住希望者交通費支援補助金」等、同じ経費を対象とする他の補助金と重複して申請することはできません。
補助額 | 長期コース(延べ30泊~90泊) 補助上限額 300,000円(1人あたり)
短期コース(2泊~13泊) 補助上限額 10,000円(1泊あたり) |
詳細ページ | https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/11025b/teleworkijuhojo.html |
申請・問合せ | 福島県企画調整部ふくしまぐらし推進課(移住企画担当)
※上記リンクからご確認ください。 |
来てふくしま体験住宅提供事業
福島でくらし体験をしてみたい方向け。
お試し住宅として、県営住宅を低廉な家賃で一定期間、利用できます。
(住宅は福島市、郡山市、白河市、会津若松市、南相馬市、いわき市にあります。)
補助額 | 家財等提供あり 月額10,000円
家財等提供なし 月額 5,000円 (いずれも駐車場使用料、共益費、給湯器・浴槽リース料等は別途使用者負担) |
詳細ページ | https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/41065a/kitefukushima.html |
申請・問合せ | 使用を希望する団地を所管する福島県建設事務所
※上記リンクからご確認ください。 |
②県内の住まいを取得・改修するときに利用できる補助制度
空き家対策総合支援事業
空き家を活用し、居住又は生活の拠点としようとする方向け。
※各市町村により、補助制度の有無や事業内容、補助対象者、補助要件が異なります。
以下のリンクから、対象自治体の情報をご確認ください。
https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/41065b/sundefukushima.html
来て ふくしま 住宅取得支援事業
県外から県内に移住・定住するために住宅を取得(新築・購入(中古含む))する方向け。
※各市町村により、補助制度の有無や事業内容、補助対象者、補助要件が異なります。
以下のリンクから、対象自治体の情報をご確認ください。
https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/41065b/kitefukushima.html
多世代同居・近居推進事業
18歳未満の子ども(各募集期間の終了日に18歳未満の者)がいる子育て世帯で、新たに多世代で同居・近居を始めるために住宅を取得・増改築する方に対する補助金です。
※令和7年4月1日以降に住宅の引渡しを受け、同居・近居を開始する(した)方も補助の対象になります。
補助額 | 最大40万円 |
詳細ページ | https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/41065b/tasedaidoukyokinnkyo.html |
申請・問合せ | (一社)福島県建設業協会
※上記リンクからご確認ください。 |
その他の住まいに関する支援制度
上記の他にも国・県・市町村が実施している住宅支援制度があります。
住宅の新築・購入、住宅リフォーム、住宅設備の導入などの際に利用できます。
ふくしま 住まいの支援制度(国・県・市町村による住宅に関する支援制度)
https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/41065b/shienseido.html
③移住支援金制度
ふくしま移住支援金給付事業
東京圏(埼玉県、千葉県、東京都および神奈川県)から福島県に移住予定の方向け。
各種要件を満たした上で移住した場合に、最大100万円(子育て世帯はさらに加算あり)の支援金が交付されます。
補助額 | 単身:60万円 2人以上の家族:100万円 |
詳細ページ | https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/11025b/iju.html |
申請・問合せ | 各市町村の担当窓口
※上記リンクからご確認ください。 |
福島県12市町村移住支援金
県外から12市町村への移住者向け。
※12市町村とは:東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴う避難指示等の対象となった田村市、南相馬市、川俣町、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村、飯舘村をいいます。新しい地域を作り出すなどチャレンジを行う意欲のある人に、最大200万円(子育て世帯や特定の職種に就業された方にはさらに加算あり)の移住支援金が交付されます。
補助額 | 世帯の場合:最大200万円 単身の場合:最大120万円 |
詳細ページ | https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/11050a/fuku12-ijushienkin.html |
申請・問合せ | 福島県12市町村個人支援金コンタクトセンター
※上記リンクからご確認ください。 |
住まい探しに関するご相談について
福島県では、移住を検討している相談者の住まい探しをサポートするため、「住まいコンシェルジュ」による相談窓口を開設しています。
移住に係る補助金についても、併せてご相談いただけます。
※あくまで制度をお調べする等の対応となりますので、実際に申請を検討される際は、対象や交付条件について、直接各担当窓口までお問い合わせください。
住まいコンシェルジュ事業への協力事業者を募集しています
住まいコンシェルジュでは、移住・ニ拠点居住を希望される方の住まい探しにご協力いただける事業者を募集しています。
以下より申請からご登録までのお手続きの流れや、登録申請用紙をダウンロードいただけます。